おもちゃ『円盤引っ張り』
フリドリン社の円盤引っ張りは親指と人差し指でものを摘むピンセット掴みや親指・人差し指・中指の3本でものを掴む動作が上手に行えるようになると、5本の指でしっかりと写真の木玉を一つずつしっかりと掴んで引っ張ると、同じ紐で連結しているもう片方の木玉が動くという互いに影響し合う相互作用を理解することができるおもちゃです。
子供はその動きに面白さを感じて繰り返しグイグイと引っ張ります。しかし一度限界まで引いた木玉付きの紐はそれ以上動くことはありません。そこで諦めてこのおもちゃから離れてしまう場合と、「ここが動かないなら別のところはどうか」と新たな部分に手を伸ばす場合とでは探究心や好奇心に大きな差があります。この違いをどのように指導していくかが私の役目でもあり、それを伝えた上で日々実行を重ねるお母様の賢さと実行力も必要になります。是非ともお母様方には親として子供の動きに真摯に向き合ってほしいと切に願います。
更に思考力を発動できる子供は表の木玉のある部分と裏の紐だけの部分との関係性を理解しようとする仕草が見受けられます。この機械的な仕組みを誰かが教えるでもなく、子供自ら理解することができる行動を起こせるのは一部の子供たちだけです。おもちゃは子供たちが自由に手にすることができるものですが、そのおもちゃの魅力を最大限に引き出して遊べる子供はそう多くはありません。たくさんの良いほんもののおもちゃを手にして遊ぶことができるフリドリン社のおもちゃを手にして遊んでみましょう。
0コメント